大谷翔平、栗山英樹氏とWBC以来の再会「びっくりする数字を」 笑顔で握手→談笑も

ドジャース・大谷翔平(左)と球団施設を訪れた栗山英樹氏【写真:荒川祐史、小谷真弥】
ドジャース・大谷翔平(左)と球団施設を訪れた栗山英樹氏【写真:荒川祐史、小谷真弥】

昨年3月のWBC決勝以来1年ぶりの再会、ド軍ユニは「めちゃくちゃ似合っている」

 ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)と米アリゾナ州グレンデールの球団施設で1年ぶりの再会を果たした。ドジャースのユニホームを着た大谷について、栗山氏は「めちゃくちゃ似合っている。そのために来ましたか、ぐらい似合ってますね」と表情を緩めた。

 ウォームアップ終了後。帽子をとった大谷は栗山氏に自ら歩み寄って、両手で握手をした。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝以来、約1年ぶりの再会。栗山氏は「非常に落ち着いているというか、手術明けのシーズンである中でも、非常に順調に来ているんだろうなと。いつも楽しそうな感じの時は成績が残る時なんですけど、まさにそういう感じもする」と語った。

 栗山氏はキャンプ施設や練習を見学。大谷とは球団施設内で話す機会もあったという。「いろいろ話しましたね。健康で野球さえやってくれれば、勝手に数字はついてくるはずなので。表情を見て、楽しそうにやれているんだな、元気そうだなと。その確認ができたので良かったです」と大きくうなずいた。

 大谷は2月29日に日本人女性との結婚を発表した。栗山氏は「野球をやる上で、心配事があったり、うまくいってないことがあると、彼の雰囲気とか表情に出ると僕は思っている。もちろん家庭が安定するというのは大事だと思いますけど、野球に対して、すごくいい環境でやれているんだろうなと僕は思いました」と話した。

 水原一平通訳とハグを交わし、再会を喜ぶ場面もあった。移籍1年目の大谷へ「手術明けで肘の状態がどうのこうのと言われてますけど、びっくりするような数字を残すと僕は信じて見ているので。楽しみにしています」と期待を込めた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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