大谷翔平、韓国2試合で5打数無安打 真美子夫人が観戦も快音なし…20日の開幕戦へ

韓国代表戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
韓国代表戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は韓国代表戦に「2番・DH」で出場し3打数無安打…開幕前最終戦

■ドジャース 5ー2 韓国代表(18日・高尺スカイドーム)

 ドジャース大谷翔平投手は18日、高尺スカイドームで行われた韓国代表とのエキシビジョンマッチに「2番・指名打者」で先発出場したが3打数無安打。4打席目で代打を送られるとスタンドからは落胆の声が響いた。

 大谷は大歓声に迎えられ、初回無死二塁の第1打席は追い込まれてから外角への変化球に泳がされて三邪飛。3回無死一塁の2打席目は内角の直球に対して左飛に倒れ、4回2死一塁では一、二塁間へ強烈なゴロを放つも、“大谷シフト”で構えてた二塁手に捕球され二ゴロに終わった。7回に打順が回ってきたが、代打のアナウンスが流れるとスタジアムは快音を期待していたファンからの落胆のため息に包まれた。

 前日17日の韓国プロ野球・キウム戦でも「2番・指名打者」で先発出場。初回、2回と2打席連続で空振り三振だった。韓国での遠征2試合は計5打数無安打。次戦は20日、パドレスとの開幕戦となる。相手の開幕投手はダルビッシュ有投手で、大谷は日米通じて初めて対戦することになる。

 大谷は昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念。オープン戦には8試合に出場し、22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点、OPS1.486をマークした。15日にチームのチャーター機で韓国入り。16日の練習ではグラウンドでのフリー打撃を行わず、ベースランニングなど軽めの調整を行った。今回の韓国遠征には、新妻の真美子夫人を同伴。この日の試合はスタンドから見守っていた。

 試合前にはデーブ・ロバーツ監督が会見し、大谷が米国帰国後に投手リハビリを開始することを明言。その上で「彼が今年は登板しないことは、私ははっきりわかっている」と、改めて今季は打者に専念させる方針を示していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY