巨人・オドーアが電撃退団 ファーム調整提案も…本人が希望「米国に戻りたい」

巨人退団が発表されたルーグネット・オドーア【写真提供:産経新聞社】
巨人退団が発表されたルーグネット・オドーア【写真提供:産経新聞社】

オープン戦の打率.176…開幕メンバーから外れ2軍調整提案も退団申し出

 巨人は26日、今季加入したルーグネット・オドーア外野手の退団を発表した。本人から退団の申し出があったという。球団が公式X(旧ツイッター)で発表したコメントは以下の通り。

「ルーグネット・オドーア選手に対し、3月29日の開幕戦のメンバーからは外れるためファームで調整するよう提案したところ、本人から米国に戻りたいと退団の申し出があったため、本日、球団としても本人の意向を尊重して受け入れました。退団の正式な手続きは後日行います」

 4年ぶり優勝を目指す巨人に衝撃が走った。メジャー178本塁打を誇る新助っ人が、29日の開幕を前に退団することが発表された。

 ベネズエラ出身の30歳はレンジャーズ時代の2016、2017年、2019年に30本超の本塁打を放つなど通算178発をマーク。阿部慎之助監督が就任した今季、V奪回の切り札として期待され、来日した。

 しかし、オープン戦では12試合では打率.176、0本塁打、0打点、9三振。本来の力を発揮できずにいた。チームは開幕メンバーから外すことを決断し、2軍調整を提案したところ、オドーアが退団を申し出たという。開幕3日前に、巨人が予期せぬ事態に見舞われた。

(Full-Count編集部)

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