亡命で米移籍も…元中日右腕が3A降格 開幕ロースター入りならず、現地記者伝える

元中日のジャリエル・ロドリゲス【写真:小西亮】
元中日のジャリエル・ロドリゲス【写真:小西亮】

ロドリゲスは来日3年目の2022年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得

 元中日でブルージェイズのジャリエル・ロドリゲス投手が26日(日本時間27日)、3Aバッファローに降格した。全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が「ブルージェイズの開幕ロースター入りはしない」と伝えた。

 同記者は「彼の健康を大事にすることは最も合理的判断で、これによってきちんと回復することができる。3Aで2、3度先発することが予想される」と見通しを述べた。

 背中の怪我から23日(同24日)にオープン戦2度目の登板を果たし、3回無失点と好投。しかし米メディア「CBSスポーツ」は調整遅れを懸念し、ロドリゲスを後々先発として起用する計画であると報じていた。

 ロドリゲスは2020年から来日。3年目の2022年には56試合に登板して防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。しかし、昨春のWBCにキューバ代表として出場後は来日せず。亡命したと報じられ、中日から自由契約になると、今年2月にブルージェイズと5年総額3200万ドル(約48億4000万円)の契約を結んでいた。

(Full-Count編集部)

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