終わらぬ水原氏騒動…大谷翔平は消えた6.8億円に「気づくだろ」　元盗塁王の皮肉

通算2769安打のデーモン氏「新しいシーズンが開幕している時期なら特に」

　ドジャースの大谷翔平投手は、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博疑惑に揺れる中、新シーズンに突入した。7試合に出場して打率.267も、ここまで本塁打はなし。レッドソックスなどで通算2769安打を放ち、盗塁王にも輝いたジョニー・デーモン氏は「誰もこんなことに対処したくはない」などと指摘した。

　デーモン氏は、米メディア「アウトキック」のインタビュー動画に登場。「うーん、450万ドル（約6億8200万円）を盗まれれば、彼は実際、気が付くと私は思うんだよな」と皮肉を炸裂。「新しいシーズンが開幕している時期であれば特にそうなると思う。誰にとっても難しい選択だ」などと語っている。

　大谷は25日（日本時間26日）に自らの口で声明を発表。「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつみんなにウソをついていた」などと告白していた。

　また、デーモン氏は「ピート・ローズは殿堂入りすべきだと私は今でも思っている。これは大きなギャンブルの問題。今はそこら中にギャンブルのサイトがある。そういうものが現在のスポーツ界を刺激しているんだ」と言及。監督在任中に野球賭博に関わったとして、永久追放になったローズ氏を例に出した。

（Full-Count編集部）