水原氏の大谷口座アクセス…連邦捜査局が証拠確保か 資金盗用の疑いを認める意向、米報道
大谷の口座から6.8億円を違法ブックメーカーに送金…3月21日付に契約解除
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で違法賭博に関与した疑いがかけられている水原一平氏が、大谷の資金盗用を認める方向であると、10日(日本時間11日)に米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。
水原氏をめぐっては、違法賭博に関与し、大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)を送金したと米放送局「ESPN」によって報じられた。3月21日付で球団から契約解除になり、メジャーリーグ機構(MLB)が調査を行っていた。
3月25日(同26日)の本拠地・エンゼルスとのオープン戦前に、大谷は声明を発表。「彼が僕の口座からお金を盗んで、尚且つ、僕の周りもそうですね、みんなに嘘をついていたというのが結論になります」と自身の関与を否定していた。
同紙は「水原は大谷が取引に関する通知を受け取らないように、大谷が持つ銀行口座の設定を変えることができた」と報道。検察当局は水原氏が450万ドル以上の金を大谷から盗んだ可能性を示唆する証拠を確保したという。
(Full-Count編集部)