大谷翔平、松井秀喜超え176HRお預け 9戦ぶり無安打も1打点2四球1盗塁、ド軍快勝

6回に中犠飛を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
6回に中犠飛を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

2打数無安打1打点2四球で打率.343、OPS1.078

■ドジャース 5ー2 パドレス(日本時間14日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地のパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2打数無安打1打点だった。6回に中犠飛を放ち、2四球1盗塁を記録。打率.343、OPS1.078となった。チームは5-2で競り勝ち、連敗を2で止めた。

 1点リードの6回1死二、三塁。3番手の左腕モレホンのスライダーをきっちり中堅へ打ち上げた。今季2本目の犠飛で追加点を奪った。2試合連続打点となった。

 初回1死では四球を選び、2死後スミスの打席で二盗を決めた。今季2個目の盗塁。3回無死一塁も四球で出塁した。4回2死二、三塁ではバットが折れての三邪飛。8回2死一塁はフェンス手前まで飛ばしたが、右飛に倒れた。松井秀喜氏を超え、日本人最多を更新する通算176本塁打は、この日はお預けとなった。

 5回1死では先発ストーンがプロファーへ投じた内角球を巡って両軍が本塁付近に集まる騒ぎがあった。パドレスの松井裕樹もブルペンから駆けつけたが、大谷へ帽子をとって挨拶。大谷もウインクをして応じた。場内が騒然となる中、ここだけはほのぼのとした空気が流れた。

(Full-Count編集部)

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