現役ドラフトで「来てくれてありがとう」　打者天仰ぐキレキレ球…24歳は「掘り出し物」

櫻井が楽天移籍後初登板、1回を無安打無失点2奪三振だった

■楽天 13ー2 西武（10日・ベルーナドーム）

　現役ドラフトでDeNAから楽天に移籍した櫻井周斗投手が10日、ベルーナドームで行われた西武戦で移籍後初登板を果たした。3年ぶりの1軍登板は1回を無安打無失点2奪三振。「来てくれてありがとう！」「えぐ！」「櫻井、これもう少し球速上がりそうだし、掘り出し物じゃない!?」とファンは新戦力の出現に大喜びだ。

　1-13の8回から3番手で登板した櫻井。いきなり6度の本塁打王を誇る中村との対戦となったが、外角球で空振り三振を奪った。続く佐藤龍も高めの球で空振り三振に斬り、佐藤龍は思わず天を仰いだ。最後は岸を力強い直球で二ゴロに打ち取った。

　日大三高時代、早実の清宮（現日本ハム）から5打席連続三振を奪ったことで注目された。2017年ドラフト5位でDeNAに入団し、プロ2年目に1軍デビュー。2021年には30試合に登板したが定着できず、2022年に左肘の手術を行い同年オフに育成契約に。2023年に支配下復帰し、同年オフに現役ドラフトで楽天に移籍した。

　貴重な救援左腕としてファンの期待も高い。「投げっぷりよくてええ」「櫻井めっちゃ良き！」「最近マジで球来てる櫻井、いいね！」「左の中継ぎ投手がいなかったから助かるな」といったコメントが寄せられた。

（Full-Count編集部）