二塁手が“中堅”まで猛進→背走キャッチ 無駄な動きゼロ…阪神28歳の美技が「鳥肌もの」

阪神・中野拓夢【写真:矢口亨】
阪神・中野拓夢【写真:矢口亨】

阪神・中野拓夢がDeNA戦で鮮やかな背走キャッチ&ダブルプレーを完成

■阪神 1ー0 DeNA(12日・横浜)

 阪神・中野拓夢内野手が12日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で華麗な守備を披露した。二塁手としてみせた鮮やかプレーにファンも「これ捕れんのか」「痺れました」と酔いしれた。

 1-0で迎えた5回1死一塁で、DeNA・京田陽太内野手が放った飛球は中堅の近本光司外野手と中野の中間地点付近へフラフラと上がった。中野は背走しながら、真上を向くように打球を確認し、そのままホームに背を向けたままフライをキャッチ。近本の指示ですぐに一塁に転送した。

 落ちると確信していたのか一塁走者のDeNA・山本祐大捕手はすでに三塁ベースに到達しており、信じられない、といった表情で立ちすくんでいた。

 中野は3回に先制適時打を放っており、攻守でチームを救い、阪神は1-0で勝利。前日11日は最大7点差をひっくり返されるまさかの敗戦を喫していただけに、チームに流れを手繰り寄せる新選手会長のビッグプレーだった。

 DAZNが公式X(旧ツイッター)に「これが落ちない 中野拓夢の背走キャッチ。走者戻れずダブルプレー」と投稿。ファンも「中野のスーパープレーと近本の冷静な指示よ」「上手い上手い上手い上手すぎる」「走者呆然」「落ちてたら同点やからな、でかいわ」「鳥肌もの」「うっっっっま」「2年連続GG賞あるぞ」と称賛を送っていた。

【実際の映像】ファン悶絶「鳥肌もの」…阪神・中野がみせたスーパー背走キャッチ

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