大谷翔平の劇打に「悪夢の遠征」 ちらつく100敗…敵軍メディア嘆き「イライラする結末」

レッズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
レッズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平のサヨナラ打で敗れたレッズは直近23試合で18敗

■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャースは19日(日本時間20日)の本拠地・レッズ戦で、延長10回の大谷翔平投手のサヨナラ打で勝利。4連戦だった同カードを3勝1敗で終えた。レッズはサヨナラ打を打たれるまで大谷を14打数2安打に抑えていただけに、地元メディアは「悪夢と言っていい遠征」と肩を落とした。

 ドジャース4連戦の初戦こそ7-2で快勝したものの、残りを3連敗。最後は14打数2安打と“眠らせて”いたはずの大谷にサヨナラ打を浴びた。地元メディア「シンシナティ.com」のゴードン・ウィッテンマイヤー記者は、「レッズはこの10日間(合計)4959マイル(約7981キロ)を移動し、3つの都市で、92イニングの遠征を戦った。質の悪いたった3勝しか持ち帰ることが出来ず、地区最下位のチームはILにもう2人加わった」と嘆きの記事を掲載した。

 ベテランのリリーフ投手のエミリオ・パガンは「残念だ。この結果や勝利数は受け入れられないものだと私たちは理解している。シリーズを繰り返して負けるのは楽しくない。私たちはそういうチームではない」と、コメントした。

 記事では大谷のサヨナラ打による決着に「レッズにとって悪夢と言っていい遠征で、最もふさわしく、最もイライラさせられる結末だったかもしれない」と総括した。

 ナ・リーグ中地区最下位のレッズは、直近23試合で18敗を喫し、今季は19勝28敗で借金9となった。前回、借金9以上となったのは2022年で、その年は100敗した。まだ5月、地元メディアが嘆きたくなるのも納得だ。

(Full-Count編集部)

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