大谷元同僚、フレッチャーが違法賭博に関与か 3月に否定も…水原被告と同じ胴元と米報道
「ESPN」のティシャ・トンプソン記者が報じた
エンゼルス時代に大谷翔平投手とともにプレーしていたブレーブス傘下のデビッド・フレッチャー内野手がスポーツ賭博を行っていたと17日(日本時間18日)、米スポーツ局「ESPN」のティシャ・トンプソン記者が報じた。
トンプソン記者は「デビッド・フレッチャー内野手が水原一平被告の賭けに応じた、南カリフォルニアのブックメーカーとともにスポーツ賭博をしていた」と報じた。
また、フレッチャーの親しい友人でもある元ロイヤルズのコルビー・シュルツ氏が、フレッチャーのエンゼルス在籍時の出場試合を含む野球に賭けていたとも報じた。フレッチャーは野球には賭けていないというが、同メディアは、メジャーリーグ機構によるとフレッチャーは以前調査対象ではなかったが、「彼は今、調査されることが見込まれる」と綴った。
違法賭博をめぐっては大谷の元通訳である水原被告が、違法ブックメーカーの胴元、マシュー・ボウヤー氏のもとで違法賭博を行うために、大谷の口座から資金を盗用。銀行詐欺と虚偽申告で追訴され、司法取引に応じていた。
2024年3月にESPNの取材に応じたフレッチャーは「以前ゴルフをしたときに、一度だけボウヤーと会ったことがあるが、ボウヤーの組織で賭け事をしたことはない」と否定していた。ESPNはその後、再度フレッチャーにコメントを求めたが、返事はなかった。