フェンス激突の韓国イ・ジョンフ、左肩手術で今季絶望 176億円契約も…1年目は37試合

ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:ロイター】
ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:ロイター】

日本時間13日のレッズ戦で外野フェンスに激突し、左肩を脱臼していた

 ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手が、左肩の手術を受けるためシーズン終了となる。17日(日本時間18日)に球団が発表した。12日(同13日)に行われたレッズ戦で、守備の際に外野フェンスに激突して左肩を負傷。13日(同14日)に10日間のIL(負傷者リスト)入りし、戦線から離脱していた。

 25歳の韓国スターが、予期せぬアクシデントに見舞われた。中堅後方の飛球を追いかけてフェンス際でジャンプすると、着地と同時に左肩をフェンスに強く打ちつけて転倒。そのまま倒れ込んで悶絶し、チームスタッフに支えられながらベンチに下がった。ボブ・メルビン監督も試合後、重症を示唆していた。

 昨年12月にKBO(韓国プロ野球)のキウムからポスティングシステムを利用し、6年1億1300万ドル(約176億円)で大型契約。しかし、1年目は37試合に出場して打率.262、2本塁打、8打点、2盗塁、OPS.641と不完全燃焼に終わった。

 大谷翔平投手を獲得したライバルのドジャースに対抗し、オフに大型補強を敢行したジャイアンツ。しかし、補強の目玉だった昨季サイ・ヤング賞のブレイク・スネル投手、ホルヘ・ソレア外野手らが続々とIL入り。ドジャースとの本拠地3連戦も1勝2敗と負け越し、20勝25敗の借金5で地区4位と低迷している。

(Full-Count編集部)

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