水原一平被告、ウーバー配達員の資格“剥奪” 数年前から働いていた事実も発覚…米報道
米メディアが「ウーバーイーツの配達を禁止される」と報道
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で銀行詐欺罪などで罪を認めた水原一平被告について地元メディア「NBCロサンゼルス」が7日(日本時間8日)、「ウーバーイーツの配達を禁止される」と報じた。
同メディアは「ショウヘイ・オオタニの元通訳、イッペイ・ミズハラがウーバーイーツの配達を禁止される」との見出しをつけて報道。ミズハラは係争中の訴訟のため、ウーバーイーツの配達を禁止された、と伝えた。
さらにウーバーイーツの広報担当のガブリエラ・コンダルコ=ケサダ氏の「ミズハラは数年前からウーバーイーツの配達員として働いていました。しかし、彼に対する最近の告発のため、彼はもう、このプラットフォームにアクセスすることはできません」とのコメントも掲載した。
水原被告をめぐっては、前日6日(日本時間7日に)米ニューヨーク・ポスト紙がウーバー配達員に転身したと報道。黒の帽子を被り、パーカー、ハーフパンツとラフな格好で配達する写真も掲載し、話題になっていた。
水原被告は4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追され、翌12日(同13日)にロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約389万3000円)で保釈されていた。資料によると、保証金の他に裁判所が示した保釈条件にはパスポートの返却、移動は原則カリフォルニア州中央地区のみ、被害者や目撃者らとの接触禁止、違法薬物の使用禁止、ギャンブル依存症プログラムへの参加、ギャンブル禁止などがある。
さらに「就学、トレーニング、又は監督機関が許可した理由を除いて、監督機関が認めない限り、積極的に就労する意欲をみせるか、就労を続けること」とある。労働は条件の1つとされており、水原被告はこれに準じてウーバー配達員として働いているとされていた。
(Full-Count編集部)