大谷翔平は「絶対にいい気分」 5試合ぶり16号も淡々と一周…指揮官が胸の内を代弁

試合後に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督「本塁打で絶対にいい気分だっただろうね」

■ドジャース 15ー2 レンジャーズ(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、6回の第4打席で5試合ぶりの16号2ランを放った。2021年9月29日パドレス戦以来、1イニング4発の口火を切る豪快弾。今季最多15得点を挙げての大勝に貢献した。

 全米注目のヤンキース3連戦は13打数2安打、1打点。休養日を挟み、復調の兆しとなる5試合ぶりアーチを放った。表情を変えることなく、淡々とダイヤモンドを一周。ロバーツ監督は「彼はかなりいいポーカー・プレーヤーだ。滅多に安心だったり、表情を表すことがない。でも、ホームランを打って絶対にいい気分だっただろうね」と代弁した。

 初回1死、3回1死とストライク・ボールをきっちり見極めて四球を選んだ。指揮官は「最近四球は選べてなかった。(死球も)内角寄りのボールがワンバウンド気味に投じられた。低めのボール球を追いかけているより、そっちの方がいい」と評価。ロバーツ監督は自身の誕生日だった5月31日に大谷から日本のウイスキーをプレゼントされた。報道陣から「ウイスキーを飲みましたか?」と聞かれ、「まだだよ。飲まないといけないね」と笑顔で明かしていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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