ドジャース激震、ベッツが骨折で離脱 大谷翔平を1番で起用へ…指揮官説明「手術予定はなし」
158キロが左手直撃…鈍い音が場内に響きベッツは悶絶
■ドジャース 3ー0 ロイヤルズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が16日(日本時間17日)、本拠地ロイヤルズ戦で死球を受けて途中交代。デーブ・ロバーツ監督は試合後、骨折していると説明し、手術はしないものの、離脱となることを明かした。そして、大谷翔平投手を1番で起用する構想を明かした。
ベッツは7回2死一塁で迎えた第4打席で、ロイヤルズ2番手のダン・アルタビーラ投手が投じた97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームが左手に直撃。ベッツは苦しそうな表情を見せてうずくまった。しばらく立ち上がれず、場内のファンからは大ブーイング。その後代走にミゲル・ロハス内野手が送られて途中交代となった。
ベッツは開幕から不動の1番を務め、第3打席を終えた時点では打率.304、10本塁打40打点、9盗塁を記録していた。ロバーツ監督は、「骨折だ。(具体的な)タイムラインは私にはわからないが。(復帰まで)時間がかかる。手術の予定はない。骨が治るのを待つことになる」と話した。
指揮官は「ムーキーのことが、本当に気の毒だ。MVP級のシーズンを送っていた。非常に不運なこと」と肩を落とした。今後の打順について、大谷を1番で起用するのかと問われると、「最初の考えとしてはそうなる」と話した。