大谷翔平、月間7発で迫る“2年連続快挙” ライバル多数の大混戦…爆発する同僚&新星

ドジャースのフレディ・フリーマン、大谷翔平、ジャイアンツのエリオット・ラモス(左から)【写真:ロイター】
ドジャースのフレディ・フリーマン、大谷翔平、ジャイアンツのエリオット・ラモス(左から)【写真:ロイター】

同僚のフリーマン、フィリーズのハーパー、ジャイアンツのラモスらが好成績

 ドジャースの大谷翔平投手が、ついに6月の月間MVPを狙える位置につけている。20日(日本時間21日)に敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席に21号ソロ。今月は打率.292(72打数21安打)、7本塁打、15打点、3盗塁、出塁率.386、長打率.639、OPS1.025の成績だ。

 左腕のタイ・ブラック投手と対戦。4球目に真ん中へ入ってきたシンカーを捉えた。バックスクリーンへの打球に中堅手がジャンプするも届かず。打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)。打者天国のクアーズフィールドでリーグ単独トップを奪い返し、敵地を沸かせた。

 昨季の6月は、打率.394(104打数41安打)、15本塁打、OPS1.444をマークし、月間MVPを受賞。2年連続の快挙を狙うが、ライバルも多い。同僚のフレディ・フリーマン内野手が打率.354、5本塁打、12打点、OPS1.146。MVP2度のブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)も打率.333、4本塁打、6打点、OPS1.044だ。

 さらには、新星も現れた。ジャイアンツのエリオット・ラモス外野手が月間本塁打でリーグ単独トップの8本塁打。2022年にメジャーデビューし、2年間で1本塁打だったが、今季だけですでに10発を放っている。6月は20日(同21日)の試合前の時点で打率.343、OPS1.106。この日に10号を放ち成績を伸ばしている。

(Full-Count編集部)

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