大谷翔平、2戦連発の22号…古巣エ軍戦で139m特大弾 6戦5発、打率.320で首位打者浮上
古巣エンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場、22号HRを放った
【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第3打席で2試合連続となる22号本塁打を放った。本塁打王争いではマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に2本差をつけた。
大谷が古巣相手に魅せた。昨季まで6年間所属したエンゼルスとの初対戦で、強烈な一発をスタンドに放り込んだ。0-0で迎えた5回2死一塁で、左腕ムーアからバックスクリーン右に運んだ。
飛距離455フィート(約138.7メートル)、打球速度113.1マイル(約182キロ)の打った瞬間弾。本拠地は大歓声に包まれた。メジャー30球場全ての球場で柵越えとなる“完璧弾”だ。第1、第2打席は四球で、打率を.320とし、リーグトップに立った。
この一発で28球団を“制覇”し、残るはフィリーズ、カージナルスだけとなった。前日20日(同21日)の敵地・ロッキーズ戦で21号先頭打者弾を放ち、青木宣親(現ヤクルト)を抜いて日本人歴代3位の通算775安打としていた。
2試合連続本塁打は今季5度目。今月8本目で、直近6戦5発と量産態勢に入り、シーズン45発ペースとなった。6試合連続打点は自己最長だ。異なるリーグでの2年連続本塁打王へ、視界は大きく開けてきた。