大谷のHRダービー参加、ロバーツ監督は慎重 考え明かす「ドジャースの監督としては…」

試合前に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合前に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

球宴前のホームランダービーへの参加が注目される大谷

【MLB】Wソックス ー ドジャース(日本時間27日・シカゴ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が26日(日本時間27日)の敵地・ホワイトソックス戦前に取材に応じ、大谷翔平投手のホームランダービー参加について言及。「ドジャースの監督としては、慎重になるものだ」と、参加について慎重な姿勢を示した。

 大谷は25日(同26日)の試合後に取材に応じ、今回の参加について「分かんないです。まずオファーがないとという感じなので、それからかなと思います」と現状は未定だと明かし、「僕もリハビリをしているので」と、担当医やトレーナー、チームの許可を得る必要があると説明していた。

 ロバーツ監督は「ショウヘイがHRダービーに参加すれば、疑いもなく素晴らしいという一面もある」としながらも、「もう一方で、ドジャースの監督としての側面としては、慎重になるものだ」と“本音”も明かした。

 MLBのホームランダービーは時間制で、4分間ひたすら打ち続けることもあり、参加後には状態を崩す選手も珍しくない。今季はすでにヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が不参加を表明している。指揮官は「スイングが(試合に出場するよりも)かなり増えるし、激しさも増すということを理解している。(彼は)肘のリハビリのプロセスをこなしている最中だ」と話した。

 大谷は2021年にホームランダービーに出場し、第1ラウンドで当時ナショナルズのフアン・ソト外野手に敗れた。2022年、2023年は出場を回避している。ドジャースの監督としては慎重な姿勢だが、「私個人としては、(大谷が)どういう選択をしようが、ショウヘイを支持する」と、大谷の決断を尊重すると明かした。

(Full-Count編集部)

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