「オオタニの話は聞き飽きた」に“一喝” 米記者反論…大谷翔平の才能に脱帽
ローゼンタール記者が熱弁…大谷は「インクレディブルです」
ドジャースの大谷翔平投手は、チーム82試合を終えた時点で打率.322、25本塁打、OPS1.045をマークするなど“リーグ8冠”の躍動を見せている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は大谷の活躍を「聞き飽きた」とする意見に“反論”。才能を絶賛し、指名打者専任でもMVP受賞が可能だと語った。
ローゼンタール氏は米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。司会のスコット・ブラウン氏から「彼(大谷)は驚異的な活躍をしているので、まだ話題に上げる価値はあると思っているんです」と水を向けられると、次のように意見を述べた。
「私から見て何がアメージングかと言うと、ファンの人たちが時々『ああ、オオタニの話は聞き飽きたよ』と一斉に私に連絡をよこすんです。『我々は(大谷について)聞きたくない』と彼らが言おうとすると、私は『No! Sorry』と言うんですよ」と語り、そのファンらを制すようにこう続けた。
「現在、彼は球界でベストの選手です。我々が今までに見たことがある中でも、ベストな選手なのです。彼は他の選手ができないことができる。投手としてプレーしていない時でも、です! 10試合連続打点や1番打者としてやっているあらゆることを見てください。インクレディブルですね」
さらに、これまでにDH専任でMVPを受賞した選手がいないことに言及。ローゼンタール氏は、大谷が過去に2度MVPを受賞した際は二刀流でフル稼働していたものの、守備で貢献する機会がない状況を物ともしないほど圧倒的な活躍をすれば、DHオンリーでも「可能です」と言い切った。大谷が3度目のMVPに輝けば、初めてのDH専任選手による受賞ということなる。打点は4差3位で3冠王も射程圏の大谷。今季は一体どんな成績を残すだろうか
(Full-Count編集部)