“大谷翔平の師匠”が弟子超えの「1.286」 パ・リーグ9冠の衝撃…3冠王まで「残り2」

ソフトバンク・近藤健介【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・近藤健介【写真:荒川祐史】

■ソフトバンク 10ー3 日本ハム(30日・エスコンフィールド)

 ソフトバンクの近藤健介外野手が、3冠王に迫っている。30日にエスコンフィールドで行われたソフトバンク戦に「5番・指名打者」で先発出場し、4打数2安打1打点1四球の大活躍。打率と本塁打でパ・リーグのトップを走っている。

 日本ハム先発の加藤貴之投手と対戦。2回の1死走者なしの第1打席は二ゴロに倒れたが、4回無死二塁の第2打席で四球を選んだ。6回先頭では中前打を放ち、続く正木の二塁打で生還。8回無死一塁では杉浦から適時二塁打を放った。

 ここまで全71試合に出場して打率.355、13本塁打、47打点。打率、安打、本塁打、塁打、得点、四球、出塁率、長打率、OPSの9部門でトップを走る。さらには、打点ではリーグトップで自身の直前を打つ山川と2差。3冠王も目前だ。

 また、6月は試合前の時点で22試合に出場し、打率.408、7本塁打、22打点、OPS1.286。単純比較はできないが、ドジャースの大谷翔平投手のOPS1.165を上回る。その大谷が日本ハム時代に一目置いていた打撃技術でパを席巻している。

(Full-Count編集部)

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