262億円男を襲った悪夢 トイレで意識喪失…顔面血まみれ「何が起きたかわからない」

メッツのブランドン・ニモ【写真:ロイター】
メッツのブランドン・ニモ【写真:ロイター】

メッツ・ニモ「起き上がろうとしたとき、顔は血まみれだった」

 メッツのブランドン・ニモ外野手が2日(日本時間3日)、敵地で行われたナショナルズ戦を欠場した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のウィル・サーモン記者は「ホテルで気絶して、頭を打った」と報じている。

 同記者によれば、ナショナルズ戦開始の2時間前時点で、頭に包帯を巻き、病院の(患者がつける)タグを手首に巻いた状態でニモは球場に現れたという。ニモは朝起きると「お腹の調子が悪く、トイレへ行った。トイレにいる間、彼は足をつった。足のつりを感じたあと、すぐに立ち、水を飲みに行き、トイレに戻った」と同記者は言及しているが「その後の記憶を思いだせないという。(トイレの)床で目が覚め、彼は困惑した。起き上がろうとしたとき、顔は血まみれだった」と報じられている。

 サーモン記者はニモが「気を失い、このようになったことは1度もない。何が起きたかわからない。一滴も飲んでいない。なぜこんなことが起きたかわからない」とコメントしたと報じている。さらに、医者によれば「足がつったことで血圧が急激に上がり、心拍数も(急激に)上昇したことが濃厚」だと同記者は報じている。

 幸いなことに、ニモに深刻な怪我はなかった。CTスキャンや心電図など、ありとあらゆる検査を行った結果、異常は見当たらなかったと同記者は言及。ニモは2022年オフにメッツと8年1億6200万ドル(約262億円)の契約延長を結んでいるだけに、体調が心配される。

(Full-Count編集部)

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