西武、12球団最速50敗 ロッテに“泥沼”開幕10連敗…8回に逆転許し隅田は落胆

ロッテ戦の指揮を執った渡辺久信監督代行【写真:小林靖】
ロッテ戦の指揮を執った渡辺久信監督代行【写真:小林靖】

2番手のヤンが佐藤都に逆転二塁打を許して敗戦

■ロッテ 4ー3 西武(6日・ベルーナドーム)

 西武がロッテに泥沼の10連敗を喫した。6日に行われた西武-ロッテ戦は3-4で西武が逆転負けを喫した。これで今季の対ロッテ戦は10試合連続で敗戦。1チームを相手に10個の借金を背負うことになり、12球団最速で50敗。借金は「26」となった。

 希望の光が一瞬で消えた。先発した隅田知一郎投手が7回までは1失点に封じる投球で、勝機はあった。ただ、突然と崩れてしまった。3-1の8回もマウンドに立つと、1死から3連打を浴びて1点差に詰め寄られた。1死一、三塁から2番手のヤンにスイッチしたが、佐藤都に右翼線へ2点適時二塁打を浴び、逆転を許した。

 降板した隅田はガックリと肩を落とし「チームに申し訳ないです。今日の試合をしっかりと見直して次に繋げたいです」と球団を通じてコメント。渡辺久信監督代行は頭をかくしかなかった。これで24勝50敗1分けとなり、依然パ・リーグ最下位に低迷している。

 5日には育成選手の齊藤大将投手を放出して、ソフトバンクからトレードで野村大樹内野手を獲得。明るい話題が欲しい。

【実際の映像】逆転許しベンチでガックリ 西武・隅田は悔しさ爆発

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