元巨人ガルシアが今も感謝する日本人選手「よく面倒を見てくれた」 忘れぬ学びも告白
HRダービーは第1ラウンド敗退も「いい気分だよ。とても嬉しかった」
元巨人でレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手は15日(日本時間16日)、オールスター戦の前夜祭として行われるホームランダービーに2年連続で出場。18本で第1ラウンド敗退となった。それでも、地元ファンから大歓声を浴び、「いい気分だよ。とても嬉しかったし、誇りに思った」と胸を張った。
オールスター戦の出場メンバーには選出されなかったが、地元枠でホームランダービーに出場した。スタンドにはキューバの国旗を持つファンも多かった。「とても興奮したし、ファンの深い愛情も感じたね。結果に応えられずに申し訳ないけど、楽しかったよ」と笑顔。カウボーイハットを被って帰路についた。
オールスターの前日会見にも出席し、巨人時代の思い出を語った。巨人では4試合出場のみだったが、メジャーで才能を開花させた。「日本では規律を守ることについて色々と学んだよ。ベストフレンドはチョーノだ。向こうにいた時に、彼といい関係を築くことができた。よく面倒を見てくれたんだ」。巨人退団から8年が経ったが、長野久義外野手に感謝しきりだった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)