ド軍に連日の負傷者「大きな痛手だ」 27歳外野手が合流へ…指揮官厳しい表情

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】

テイラーが負傷交代…アウトマンを合流させる考え

【MLB】ジャイアンツ 8ー3 ドジャース(日本時間25日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクリス・テイラー外野手は24日(日本時間25日)、本拠地・ジャイアンツ戦で二塁打を放った直後に「左足付け根の張り」のため交代した。チームは3-8で敗れて連勝が5でストップ。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「彼は(普段)途中で交代する選手ではない」と心配げだった。また、25日(同26日)にはジェームズ・アウトマン外野手を合流させる意向を明かした。

 チームではマックス・マンシー、ムーキー・ベッツ両内野手が戦線離脱中。この日の試合前にはミゲル・ロハス内野手が右前腕の張りで負傷者リスト(IL)入りし、計13人がIL入りという厳しい状況だ。

 試合前には過去にゴールドグラブ賞を2度受賞しているニック・アーメド内野手を獲得し、早速スタメンで起用した。なかなかメンバーを固定できない中で、徐々に状態を上げていたテイラーが離脱。指揮官は「明日検査を行う。ジェームス・アウトマンを連れていく」と話した。

 指揮官は「ミギー(ロハス)とCT(テイラー)を連日失う可能性があることは、大きな痛手だ。外野手(アウトマン)を連れてくるから、内野手の層は少し薄くなる」と険しい表情。それでも、「今いる26人で最善を尽くすよ」と前を向いた。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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