阪神戦力外で「守備職人に変身してる」 中日30歳の安打強奪スラキャが「すげぇ!」
中日・板山は一塁後方の飛球をスライディングキャッチ
■中日 0ー0 DeNA(7日・バンテリンドーム)
中日に今季加入した板山祐太郎外野手が、7日のDeNA戦(バンテリンドーム)で超絶美技を見せた。二塁で出場し、一塁後方に落ちそうな飛球をスライディングキャッチ。「まじで球際に強い」「普通にヤバい」とファンは声をあげている。
0-0で迎えた延長12回。先頭のDeNA山本が、一塁後方にフラフラッとした飛球を打ち上げた。一塁の石川昂が打球を追い、ミットを差し出したが捕れず。ここに飛び込んだのが板山だった。スライディングしながら地面スレスレでキャッチした。
8年間在籍した阪神を、昨年オフに戦力外に。中日には育成で入団し、5月5日に支配下登録された。阪神では二塁出場は9試合だったが、新天地ではここまで二塁で21試合に先発出場している。
セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、守備全般での貢献を示す「UZR」は、二塁で4.7。巨人・吉川尚輝内野手の8.7に次いで、12球団2位の高数値だ(150イニング以上)。
新たな持ち場で躍動する30歳にファンも歓喜。SNSには「すげぇ!」「スーパープレー」「守備職人に変身してる」「素晴らしい守備」「たまらん」「普通に凄い」「メチャメチャうまい」とコメントが寄せられている。