不振の大谷翔平「いい未来見えてない」 弾丸38号も反省…「補うのもまた技術」

試合後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】
試合後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】

「40-40」急接近も「増えていけばいいと思いますけど…」

【MLB】カージナルス 5ー2 ドジャース(日本時間18日・セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場し、38号ソロを放つなど3打数1安打2盗塁だった。チームは2-5で敗れた。4試合ぶりの一発も「甘い変化球でしたけど本塁打になってくれてよかった反面、ほかの打席ももうちょっといいクオリティのいい打席にしたいなと思います」と反省を忘れなかった。

 初回の第1打席に四球で出塁し、二盗に成功。振り逃げで出塁した第2打席にも二盗を決め、これで今季37盗塁となった。そして5回の第3打席、カーブを捉えて弾丸で右翼後方のブルペンまで運んだ。

 これで30球団制覇となったが「もちろんリーグが変わっているので、そういう意味ではやるチームが均一がとれてきてはもちろんいるので、どういうチームからでも打てるのはいいことですし、どういう投手が来てもいいクオリティの打席を送れればいいのかなと思います」と淡々と話した。

 8月は不振にあえぐ。それは自らも痛感しているようで「構えている段階で、いい未来があまり見えていない感じではあるので、それはアプローチ、色んなところで補うのもまた技術ですし、自分の状態を上げていくというのもまた技術かなと思います」と自己分析した。

 それでもこれでシーズン49本塁打、48盗塁ペース。史上6人目となる「40-40」にも急接近した。「もちろん増えていけばいいと思いますけど、正直今、首位にいますけど僅差ではあるので、いい段階で勝ちを積み上げていって、なるべく余裕のある状態で9月に入れるのがベストなので、今はその方が大事かなと思います」とあくまで“チームファースト”を強調した。

(Full-Count編集部)

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