5戦無失点…藤浪晋太郎を「メジャーに上げて」　迫る“期限”…POの切り札へ高まる期待

藤浪晋太郎の躍動を米メディアが称賛

　メッツ傘下3Aの藤浪晋太郎投手が8月31日（日本時間9月1日）、フィリーズ傘下3A戦に3番手で救援登板し、2回1安打無失点の投球を披露した。2三振を奪うピッチングで、防御率を6.29。これで登板5試合連続無失点の投球となった。

　地元メディア「mets merized online」のマイク・メイヤー氏は自身のX（旧ツイッター）で「またしてもフジナミの素晴らしい登板だった」と称賛した。さらに「フジナミは8月の防御率が1.50。そして対戦打者は36打数3安打」と綴り、好調な様子を紹介していた。

　藤浪は今季、開幕を3Aで迎え、5月に右肩の張りで負傷者リスト（IL）入り。6月5日（同6日）には60日間のILに移行した。7月26日（同27日）にはメジャー出場前提となる40人枠から外す措置（DFA）となったが、3Aに残留を決めた。9月に入るとメジャーのロースター枠が26から28に増えるため、この時期の好投は藤浪にとってもポジティブなものだろう。

　懸命に奮闘する30歳右腕にSNSでは沸き立つ声もあがっている。米ファンからは「彼を今メジャーに上げろ」「（救援の）スタネクを放出してフジに機会を与えるのはどうだろうか」「彼ら（メッツ）は何を待っているんだ？　ブルペンはとても素晴らしいから、彼にはチャンスが与えられないとでも言うのか？」と藤浪を待望する声も上がっている。日本からも「こんだけ無双してるんやからセプテンバーコールアップで絶対あげろよ」「（20球中18球で）9割ストライクとか何があったんだ」と願うファンもいるようだ。

（Full-Count編集部）