大谷翔平、着々と迫る112年ぶり偉業 時空を超えて刻む歴史…史上5人目へ視界良好

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

40盗塁以上で本塁打王を獲得した選手は1912年が最後

【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で3つの盗塁を決め、盗塁数を46とした。これで44本塁打&46盗塁とし、史上初の「45-45」へあと1本塁打とした。米記者によると、112年ぶりの大記録へ着実に近付いている。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「リーグでホームラントップとともに40盗塁以上を1シーズンで記録した、1900年以降の選手たち」として4選手を紹介した。1912年のトリス・スピーカー、1909年のタイ・カッブ、レッド・マレー、1903年のジミー・シェッカード」だという。

 ナ・リーグの本塁打王争いで、大谷は2位のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に7本差をつける。昨年に続き、両リーグにまたがるキングへ視界は極めて良好だ。実現となれば、112年ぶり史上5人目の「本塁打王&40盗塁以上」となる。

 上記4選手がプレーした時代は、ボールが全く飛ばなかった。大谷が達成すれば“ライブボール時代”では初の偉業となる。まさに異次元の快挙となる。

(Full-Count編集部)

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