オリ安達兼任コーチが現役引退 球団発表…潰瘍性大腸炎との闘病生活も、13年間に終止符
昨季は自己最少の出場23試合…今季から兼任コーチを務めていた
オリックスは11日、安達了一選手兼内野守備走塁コーチが今季限りで現役引退すると発表した。堅実な守備に定評のある内野の名手が、13年間の現役生活にピリオドを打った。
安達は2011年にドラフト1位でオリックスに入団。2014年は全143試合に出場するなど、2013年から6年連続で100試合以上に出場。内野のリーダー的存在としてチームを牽引し続けた。
2016年に難病の潰瘍性大腸炎を患いながらも、懸命なリハビリ生活を送って競技復帰。昨季は自己最少の23試合出場で、今季からは選手兼任コーチを務めていた。
同学年のT-岡田外野手が現役引退を発表したばかり。同じ36歳の安達も、ユニホームを脱ぐ決断を下した。プロ通算は1175試合に出場し、打率.244、36本塁打、325打点、127盗塁。234犠打を記録するなど、つなぎ役として打線を支えた職人肌のプレーヤーだった。
(Full-Count編集部)