ド軍31歳、利き手で“殴って”亀裂骨折 怒りの愚行でIL入り→包帯巻いて帰宅…指揮官が説明

ドジャースのアンソニー・バンダ【写真:Getty Images】
ドジャースのアンソニー・バンダ【写真:Getty Images】

前日に2失点→“硬い物体”を殴って骨折とロバーツ監督が説明

 ドジャースは10日(日本時間11日)、アンソニー・バンダ投手を左手骨折で負傷者リスト(IL)に入れた。試合後、デーブ・ロバーツ監督は亀裂骨折であることを明かし、「いつ復帰できるかわからないが、今年中に復帰できればと思っている」と説明した。

 バンダは前日9日(同10日)の同カードで2点ビハインドの6回無死一、三塁で2番手で登板。ブッシュに安打を浴び、ホーナーを併殺に仕留めたが、クロー・アームストロング、アマヤに連続安打を許しこの回5失点を喫した。5月にメジャー契約を結んで以降、貴重な左腕としてブルペンを支えてきた。しかし、直近5試合は防御率13.50と苦しんでいた。

 指揮官は詳細を明かさなかったが、“硬い物体”を殴って骨折したという。10日(同11日)の試合後、左手に包帯を巻いて球場を後にした。感情任せの行動も指揮官は「彼は後悔をしていると思う」と最後は左腕を慮っていた。

 チームは先発投手陣に負傷者が続出。さらにバンダがIL入りし、救援左腕はアレックス・べシア投手のみとなった。ブルスダー・グラテロル投手がこの日ILから復帰したが、バンダの愚行でチームにとっても大きな痛手となってしまった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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