18歳の大谷翔平も「スペシャルだった」 日米484発の大物助っ人が回顧…MVPに「選ばないと」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

メジャー通算434発、楽天で50本塁打のアンドリュー・ジョーンズ氏が語った

 ドジャースの大谷翔平投手かメッツのフランシスコ・リンドーア内野手か――。ナ・リーグのMVP論争が加熱するなか、メジャー通算434本塁打を誇る元楽天のアンドリュー・ジーョンズ氏は米メディアの番組で「オオタニを選ばないといけないよ」と語った。

 12日(日本時間13日)に放送された米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に登場し、司会を務める元ヤンキースのエリック・クラッツ氏からMVPについて問われたジョーンズ氏は「オオタニを選ばないといけないよ」と即答した。

「あの子がやっていることはアンビリーバブルだ」と、まさに信じられないといったような表情で、首を横に振った。2013、2014年と楽天でプレーし50本塁打、165打点を残した元助っ人。大谷は2013年が日本ハムでの1年目だった。

「スペシャルだったよ。彼が18歳のとき日本で見たけど、素晴らしい外野手だ」。ルーキーイヤーに投手で3勝、打者では主に外野で出場し、打率.238、3本塁打、20打点をマーク。現在ほど体が強くなく、二刀流としての出場パターンも模索している時期だったが、ジョーンズ氏に強烈なインパクトを残していたようだ。

「彼は素晴らしい素晴らしい外野手だ。彼が外野で投げる姿を見る為に(わざわざ)私は見に行っていたよ。とても印象的だった」と回顧。さらに「ファイブツールが揃っているし、背が高いし、いつも(走塁)スピードがあった。打撃は不安定だったから、投手に専念した方がいいと思ったけど。でも、彼は挑戦状を突きつけたね。彼は変わったんだ。修正した結果、私たちが見ている通りになった」。

 力説したジョーンズ氏に司会者が再び尋ねた。「彼がMVPですか?」。「ああ、そう思う」。はっきりと答えた。

(Full-Count編集部)

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