ジャッジが特大53号 自己最多132打点で両リーグ2冠、MVPコールの熱狂…ヤ軍快勝

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

2打数1安打2打点で打率.321、OPS1.147

【MLB】ヤンキース 5ー2 Rソックス(日本時間16日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が15日(日本時間16日)、本拠地のレッドソックス戦に「3番・中堅」で先発出場し、2試合ぶりとなる53号2ランを放った。2打数1安打2打点で打率.321、OPS1.147。シーズン132打点は自己最多となった。主要タイトルでは本塁打、打点で両リーグ2冠だ。チームは5-2で快勝した。

 9月15日は元パイレーツで1972年に飛行機事故で亡くなったロベルト・クレメンテを称える「ロベルト・クレメンテ・デー」。ジャッジはクレメンテの現役時代の背番号「21」をつけて試合に臨んだ。

 MVPコールが響く中でアーチをかけた。3回無死一塁、右腕クロフォードの真ん中フォーシームをバックスクリーンへ。飛距離445フィート(約135.6メートル)、打球速度112.1マイル(約180.2キロ)、角度29度と特大の一発だった。

 13日(同14日)の同戦では7回無死満塁で52号逆転満塁弾を放った。8月25日(同26日)のロッキーズ戦でマルチ本塁打を放って以来、実に17試合ぶりの一発。16試合連続本塁打なしは、2017年8月17日〜9月2日に並び自己ワーストとまさかの不振が続いていた。3戦2発と再び量産態勢に入り、シーズン57発ペースとなった。

 ア・リーグの本塁打王争いでは、2位に12本差をつけて独走。両リーグ合わせてもドジャースの大谷翔平投手に6本差をつけてメジャートップに立っている。

(Full-Count編集部)

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