現役引退の比嘉幹貴が“火消し”成功 ユニホームを脱ぐT-岡田、安達、小田も熱視線

ソフトバンク戦に登板したオリックス・比嘉幹貴【写真:栗木一考】
ソフトバンク戦に登板したオリックス・比嘉幹貴【写真:栗木一考】

1点ビハインドの8回2死二塁で登板

■オリックス ー ソフトバンク(16日・京セラドーム)

 今季限りの現役引退を表明しているオリックス・比嘉幹貴投手が16日、京セラドームで行われたソフトバンク戦で登板した。1点ビハインドの8回2死二塁から3番手で登板。ソフトバンクの山川穂高内野手に四球を与えたが、中村晃外野手を右飛に打ち取り、火消しに成功した。

 マウンドでは中嶋監督から直々にボールを受け取り、気持ちを高ぶらせた。プロ通算418試合目のマウンドでもピンチで奮闘。アウトを奪うとナインと笑顔でハイタッチを交わした。

 同じく今季で引退するT-岡田外野手、安達了一コーチ兼任内野手、小田裕也外野手も熱視線を送った。一塁ベンチ横の金網からは宮城大弥投手、山岡泰輔投手らも“最後のアウト”を喜び、拍手を送った。

 比嘉は2009年ドラフト2位でオリックスに入団。チーム一筋15年のプロ野球人生を送り、全て救援登板となっている。

(Full-Count編集部)

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