大谷翔平が「やりすぎだろ」 5安打2HR7打点2盗塁…一気に偉業達成に騒然「バケモン」

49号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
49号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

5安打の大暴れ…松井秀喜氏の116打点を抜く

【MLB】マーリンズ ー ドジャース(日本時間20日・マイアミ)

 ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2打席連続の50号を放った。5安打7打点2盗塁の大暴れで前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成。「やりすぎやろ」「手が付けられないね」「投手としては投げられないリハビリ中なんですよね? ん? リハビリ中??」とSNSが騒然となった。

 昨年のWBCで野球日本代表「侍ジャパン」を優勝に導いたマイアミの地で、大谷がまた偉業を成し遂げた。。7回2死三塁の第5打席、ナックルカーブを左翼席へ運んだ。打球速度109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離391フィート(約119.2メートル)、角度27度の一発。50-50を達成し。大谷はベンチへ戻ってロバーツ監督とハグを交わした。敵地にも関わらずファンは総立ち。大谷はヘルメットを取って一礼した。

 1試合2発は6月16日(日本時間17日)の本拠地・ロイヤルズ戦以来今季3度目。三塁打を打てばサイクル安打だったが、“サイクル超え”の一発で50-50を達成した。5安打7打点2盗塁の大暴れで117打点とし、2005年の松井秀喜氏が記録した日本人最多116打点を抜いた。

 初回の第1打席ではカブレラのチェンジアップを捉え、初速114.6マイル(約184.4キロ)で飛び出た打球は右翼フェンスに直撃。惜しくも49号とはいかなかったが、4番スミスの打席で2戦連続盗塁を決めた。さらに2回2死一、二塁の第2打席では右適時打でこの日2個目となる二盗を決めた。

 勢いは止まらず、3回2死一、三塁の第3打席では左中間へ2点二塁打。大谷は三塁を狙ってアウトになったが、打点王争いではブルワーズのアダメスを突き放した。6回1死二塁の第4打席で内角低めのスライダーを捉えた。打球速度111.2マイル(約179キロ)、飛距離438フィート(約133.5メートル)、角度36度の特大弾。打った瞬間本塁打とわかる当たりだった。

 1試合5安打7打点2盗塁の大暴れ。盗塁でもイチロー氏が2001年に記録した日本人最多56盗塁に残り5と迫っている。また、リーグのタイトル争いでは本塁打が2位のブレーブス・オズナと12本差、打点王がブルワーズのアダメスと8差。2冠独走となった。SNSでは「5打数5安打2本塁打7打点2盗塁で50-50達成してるのバケモノだろ」「次元が違いすぎて誉め言葉に悩む」と驚きの声が寄せられた。

(Full-Count編集部)

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