大谷翔平、“凱旋”で球場総立ち「感激しました」 52-52到達…更なる偉業には「無心で」

ファンの声援に応えるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ファンの声援に応えるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

初回の第1打席ではファンがスタンディングオベーション「とてもうれしかった」

【MLB】ドジャース 6ー4 ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に52号2ランを放った。7回には52盗塁を決め、「52本塁打&52盗塁(52-52)」に伸ばした。試合後にはグラウンドでインタビューに応じ、「いいアットバットを続けて、無心で自分の役割ができるように頑張りたいと思います」と話した。

 19日(同20日)には敵地マーリンズ戦で「50-50」に到達。本拠地に凱旋すると、第1打席ではスタンディングオベーションで迎えられた。大谷は「素晴らしかったですね。とてもうれしかったですし、感激しました。初めてのシーズンでこういったことをやってもらえるだけで幸せだなと思います」と感慨深げに振り返った。

 5回の第3打席ではバックスクリーンへ2試合連発となる52号2ランを放った。高めボール球をかち上げてスタンドインさせ、本拠地は大歓声。今季14度目の「1試合で本塁打&盗塁」をマーク。1900年以降では1986年リッキー・ヘンダーソン(ヤンキース)を抜いて最多となった。

 大谷のスピードに本拠地のファンが大歓声を送った。7回1死二塁で迎えた第4打席で一塁線への強い当たり。相手一塁手がダイビングキャッチするが、大谷はベースカバーよりも早く一塁を駆け抜けて内野安打とした。すると、次打者のベッツの打席への初球で今季52個目の盗塁を決め、シーズン「52-52」に到達した。

 今後の活躍について問われた大谷は、「いいアットバットを続けて、意識したら伸びていかないものだと思うので、無心で自分の役割ができるように頑張りたいと思います」と話した。

(Full-Count編集部)

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