大谷翔平、異次元すぎる12度目の記録更新 続く“孤独な旅”…また塗り替えた歴史

54号3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
54号3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

史上初の「43-43」から「54-54」へ…12度も記録を更新

【MLB】ドジャース 11ー4 ロッキーズ(日本時間28日・デンバー)

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6回に54号3ランを放った。2回には二盗を決め、日本人単独最多の57盗塁。「54本塁打&57盗塁(54-57)」に伸ばした。メジャー初の「43-43を」達成してから、これで12度目の“史上初”更新となった。

 大谷は2回の第2打席で右前適時打を放ち、なおも1死一、三塁の場面で二盗に成功した。2001年にイチロー氏が記録した日本選手最多の56を超えた。

 無死二、三塁で迎えた6回の第4打席では、右越え54号3ラン。打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離436フィート(約132.9メートル)、角度34度の豪快弾で「54-57」とした。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は公式X(旧ツイッター)で「35-35」以降の人数を紹介した。35-35は22人いるが、徐々に減少。「40-40」は6人、「41-41」は4人、「42-42」は2人となり、「43-43」以降は全て1人。今回の「54-54」で12度目の更新となった。

 レギュラーシーズンは残り2試合。“無人の野”を行く大谷は、どこまで数字を伸ばすだろうか。

(Full-Count編集部)

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