大谷翔平よりも…「私はジャッジを選ぶ」 48差も…米記者指摘の“圧倒的な違い”

ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ジャッジは「体力的に厳しいセンターを守りながら成し遂げた」

 2024年のメジャーリーグはドジャースの大谷翔平投手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が歴史的な活躍を見せた。米メディア「CBSスポーツ」では、専門家が「どちらがより印象的だったか」という観点で、自身の考えを寄せた。マット・スナイダー記者はジャッジに軍配を上げている。

 スナイダー氏は「私はジャッジを選ぶ」と明言した。その理由として打率、出塁率、長打率で(大谷を)十分にリードし、本塁打と打点でも上回っている点や、「体力的に厳しいセンターを守りながらこれを成し遂げた」と強調した。

 大谷が昨年9月に右肘手術を受け、投手としてはリハビリを行っていたことについては「少し譲歩すべきだと思うが、実際のフィールドでのパフォーマンスとしてカウントできない」と持論を展開した。

 パフォーマンスは、ジャッジがほとんどのカテゴリーで優れているか、いくつかのカテゴリーでほぼ互角と指摘し、唯一大きく遅れをとっているのは盗塁と説明する。ただ、盗塁の差が指名打者とセンターの違いを含めた「全ての差を補うには十分だろうか? 私にはそう思えない」と力を込めた。28日(同29日)終了時点で、大谷が58盗塁でジャッジは10盗塁。大差だが、それだけでは両者の差は埋まらないという見解だ。

 一方で、「接戦であることは間違いない」とも。「唯一無二の50-50シーズンが、多くの人に大きな意味を持つことを私は理解している」と大谷の功績を称賛している。

(Full-Count編集部)

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