CSでは「試合を作れるように」　8月度DIDアワード授賞式で高橋遥人が高らかに宣言

ABCテレビ「虎バンチャンネル」で掛布氏とファンが選出

　8月度のDIDアワードを受賞した阪神の高橋遥人投手が授賞式に臨み、「応援のおかげで戻ってこられたので本当に感謝しています」とファンへの感謝を語った。ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選定して表彰。8月11日の広島戦で高橋が挙げた1025日ぶりの白星が選ばれていた。

　ここ数年は肘と肩の故障に泣かされ続けた左腕だが、8月11日の広島戦で2年ぶりの1軍復帰。5回を4安打7奪三振無失点と力投し、2021年10月21日の中日戦以来となる2年越しの勝利を飾った。

　阪神ファンが涙した復帰登板をについて「高橋遥人は高橋遥人だった」と絶賛したのが、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター･タイガース”こと掛布雅之氏だ。8月のホームゲームで最もファンを沸かせたプレー3選の1つとしてノミネートすると、ファン投票では断トツの999票を獲得。受賞決定時に掛布氏は「あなたの球持ちのいい素晴らしいストレート、投げ続けて下さい」とエールを送っていた。

　リーグ連覇こそ逃したものの、2位を確定させた阪神。高橋は1日現在、5試合に投げて4勝1敗、防御率1.52の好成績を残しており、クライマックス・シリーズ（CS）での活躍が期待される。故障前と比べると「特にスライダーは僕のボールの中では曲がりが大きい方。それをしっかり要所で投げられている」と自己評価。CSに向けて「チームが勝つことが一番。そのためには先発投手は試合を作ることがすごく大事になると思うので、試合を作れるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

　8月度は8月20日のヤクルト戦・才木浩人投手のプロ初2桁勝利（88票）、8月21日のヤクルト戦・佐藤輝明内野手の新人から4年連続2桁本塁打達成（114票）もノミネートされていた。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○高橋投手の授賞式を伝えるYouTube番組はこちら：https://youtu.be/GgCCE1MFkmM
○番組公式サイト：https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X：https://x.com/abc_toraban/status/1840727617885839847