1位と2位のはずなのに…大谷翔平がつけた“80”の凄み 米困惑「MVP投票をする必要ある?」

ドジャース・大谷翔平(左)とブレーブスのマルセル・オズナ【写真:荒川祐史、ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とブレーブスのマルセル・オズナ【写真:荒川祐史、ロイター】

大谷はシーズン411塁打を記録…2位オズナとは80差

 ナ・リーグのレギュラーシーズン全日程が9月30日(日本時間10月1日)に終了し、ドジャース・大谷翔平投手は54本塁打、130打点で本塁打王、打点王の2冠。得点や本塁打率などを含め“リーグ10冠”を成し遂げた。シーズン411塁打は2001年バリー・ボンズに並んで歴代16位タイ。歴史的な数字を残しただけでなく、米ファンは“傑出度”にも注目している。

 大谷は今季単打98本、二塁打38本、三塁打7本、本塁打54本をマーク。塁打数411は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(392)を抑えて堂々のメジャートップだった。また、ナ・リーグで見ると、2位のブレーブスのマルセル・オズナ外野手(331)とは実に「80」の大差をつけた。

 米ファンはオズナとの差に注目。「ショヘイ・オオタニと塁打2位のオズナの差は80塁打になる。そしてこの数字は、オズナと塁打数24位のアラエス(251)の差とほぼ同じだ」と指摘した。1位と2位という順位を見れば“僅差”と言えるが、その実態は“大差”だと一目瞭然。この投稿を見たファンからは「ナ・リーグMVPの投票をする必要ある?」「どれだけずば抜けていたのか、感覚でピンとくるスタッツ」などと反応が寄せられた。

 大谷は今季、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」まで達成した。さらに3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」も日本人として初めて成し遂げている。

(Full-Count編集部)

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