大谷翔平、9月の月間MVP受賞 驚異の“リーグ12冠”…自身5度目の選出、機構発表

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

月間MVPは2023年7月以来、自身5度目の受賞

 メジャーリーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、9月の月間最優秀選手(MVP)を発表した。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手が選出された。2023年7月以来、自身5度目の受賞となった。

 大谷は9月に打率.393、10本塁打、32打点、OPS1.224、27得点、42安打、出塁率.458、長打率.766、19長打、72塁打、ISO(長打率-打率).374、16盗塁の12部門でナ・リーグ1位を記録した。

 中でも圧巻だったのは19日(日本時間20日)の敵地・マーリンズ戦。自身初の3打席連発を放ち、6打数6安打10打点2盗塁の大暴れを見せた。1本目のアーチでショーン・グリーンが持っていた球団記録の49号に並ぶと、7回に50号として即更新。さらに3本目で一気に51号まで数字を伸ばした。

 最終的に、年間では54本塁打と130打点で2冠を獲得。OPS1.030もリーグ1位、59盗塁は同2位だった。打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」まで達成した。さらに3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」も日本人として初めてクリアしている。

 2021年に2度(6月、7月)、2023年にも2度(6月、7月)の計4回月間MVPを受賞しているが、今季は8月まで月間MVPの受賞はなかった。3・4月はムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)、5~6月はブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)、7月はブレント・ドイル外野手(ロッキーズ)、8月はコービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)が受賞していた。

 ア・リーグはレンジャーズの新人、ワイアット・ラングフォード外野手が受賞。また、ナ・リーグの月間最優秀投手には日本ハム、ソフトバンクでプレーしたレッズのニック・マルティネス投手が輝いた。

(Full-Count編集部)

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