“大失速”の広島、CS進出が完全消滅 就任2年目の新井監督も呆然…予想外のブレーキ

ヤクルト戦の指揮を執った広島・新井貴浩監督【写真:小林靖】
ヤクルト戦の指揮を執った広島・新井貴浩監督【写真:小林靖】

9月は5勝20敗の借金「15」…10月も2戦2敗

■ヤクルト 5ー3 広島(2日・神宮)

 広島が“大失速”で2年連続のクライマックス・シリーズ進出を逃した。9月を5勝20敗の借金「15」で終えた広島は、2日に神宮で行われたヤクルト戦に3-5で敗戦。10月に入っても2戦2敗となり、CS進出の可能性が完全消滅。新井政権で2年連続のポストシーズン進出を目指したが叶わなかった。

 神宮の三塁側ベンチで、広島・新井貴浩監督は表情を変えることができず、呆然とするしかなかった。この日に先発した床田寛樹投手が2回6安打5失点で降板。打線の元気もなく、4連敗で今季70敗目を喫した。

 これで66勝70敗5分けの借金「4」。夏場までは上位を狙える位置にいただけに、9月以降の“大失速”が響いた。シーズンは残り2試合。来季に向けて、さらなる奮起が求められる。

(Full-Count編集部)

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