大谷翔平、PO初アーチでまた掘り起こした歴史 衝撃弾で“133”…単独4位に浮上

第2打席で同点3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
第2打席で同点3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

シーズンとPOを合わせて133打点…球団単独4位に浮上

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で出場し、第2打席でプレーオフ初アーチを放った。3点を追う2回に弾丸ライナーの3ラン。これでレギュラーシーズンと合算で133打点となり、カナダメディアによると球団史上単独4位に浮上した。

 3点を追う2回2死一、二塁。右腕シーズが投じた高め速球を捉え、弾丸ライナーで右翼席に運んだ。打球速度111.8マイル(約179.9キロ)、飛距離372フィート(約113.4メートル)、角度25度の一撃だった。打った瞬間に吠えながらバットを放り投げ、強い感情を表した。

 カナダのスポーツテレビ局「TSN」のデータアカウント「Stats Centre」はX(旧ツイッター)で、レギュラーシーズンとプレーオフを合わせたドジャースの選手の年間打点ランキング5傑を紹介。トミー・デービスの153(1962年)、ロイ・キャンパネラ(1953年)の144、デューク・スナイダーの143(1955年)に続き、大谷が133で単独4位になった。デューク・スナイダー(1954年)、ギル・ホッジス(1954年)と130で並んでいたが、この一振りで浮上した。

 また、同局によると、レギュラーシーズンとプレーオフを合わせて、年間55本塁打以上放ったナ・リーグの選手は大谷で9人目となる。バリー・ボンズの73本(2001年)を筆頭にマーク・マグワイア(1998年)の70本が続き、60本台が延べ4人。ジャンカルロ・スタントンの59本(2017年)、ライアン・ハワードの58本(2006年)、ハック・ウィルソン(1930年)とマット・オルソン(2023年)の56本となっている。

 大谷はレギュラーシーズンで54発、130打点で2冠王に輝いた。今後ドジャースが勝ち進んでいけばさらに数字は増えていくだろう。どこまで記録を伸ばすだろうか。

(Full-Count編集部)

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