ダルビッシュ、大谷翔平と対戦は「光栄なこと」 地区Sド軍戦へ「勝ちたい思いはある」

試合前、取材に対応したパドレス・ダルビッシュ有【写真:川村虎大】
試合前、取材に対応したパドレス・ダルビッシュ有【写真:川村虎大】

自身6度目のPS「今回は静かというか落ち着いている」

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われるドジャースとの地区シリーズ第2戦で先発する。5日(同6日)に前日会見に臨み「トップレベルに強いチームなので、サンディエゴにしてもパドレスとしてもドジャースにLAに勝ちたいという思いはあると思う」と意気込みを語った。

 ドジャースの山本由伸投手が第1戦に先発変更となり、ポストシーズン初となる日本人投手の投げ合いは幻となった。プレーオフ初出場の大谷翔平投手とは、今季3度目の対戦となる。レギュラーシーズンの対戦成績は5打数1安打2三振。2014年ころから交流が始まり、今も連絡を取り合う仲とあって「もちろんトッププレーヤーですし、メジャーでも戦えるのは光栄なこと」と心待ちにしつつも、「大谷くんだけじゃなくて他にも素晴らしい選手はたくさんいるので。大谷くんだけじゃなく全員に対してしっかり集中してやりたいと思うので。一人に対してどうというのはないです」と話した。

 ダルビッシュは今季、9月27日(同28日)のダイヤモンドバックス戦で日米通算203勝とし、通算勝利数トップの黒田博樹に並んだ。7月6日(同7日)に制限リスト入りし、8月23日(同24日)に負傷者リストに移行する時期もあったが、16先発で7勝3敗、防御率3.31、WHIP1.07を記録した。

 ポストシーズンの登板は2022年10月23日(同24日)の敵地・フィリーズ戦以来。同年はドジャースとの地区シリーズに先発し、3本のソロを被弾したが、5回3失点7奪三振の粘投で勝利投手になった。通算11試合に先発し、4勝6敗、防御率4.19、奪三振率8.38となっている。

 自身6度目のポストシーズン。「6度目だからどうとか年齢だからこうなのかわからないですけど、今回は静かというか落ち着いている」と冷静に目の前の試合を見据えていた。

(Full-Count編集部)

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