大谷は「いつも助けてくれる」 同僚からの“感謝と信頼”…ロッカーで相次ぐ賛辞

勝利を喜ぶドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
勝利を喜ぶドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

フリーマンも感謝「大事な場面でいつも助けてくれる」

【MLB】ドジャース 7ー5 パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・パドレスとの地区シリーズ第1戦で2回に一時同点となる3ランを放つなど、2安打3打点の活躍を見せた。初のプレーオフにも関わらず、チームを牽引。同僚からは称賛と感謝が相次いだ。

 記念すべきプレーオフ1号は3点を追う2回2死一、二塁の第2打席だった。先発シーズの高めフォーシームをは思い切り振り抜いた。初速111.8マイル(約179.9キロ)で飛び出した打球は一直線い右翼スタンドへ。飛距離372フィート(約113.4メートル)の一発だった。

 ドジャースの先発、山本由伸投手が初回に3失点。パドレスに行きかけていた流れを引き戻した。大谷はバットを放り投げて雄叫びあらわにすると、チームメートは大盛り上がり。大谷はムーキー・ベッツ内野手と力強いハイタッチをしてベンチに戻った。

 ひまわりの種のセレブレーションで出迎えたテオスカー・ヘルナンデス外野手は試合後、「ショウヘイはショウヘイだ」と苦笑い。「彼がこれ(ポストシーズン)を最後まで引っ張ってくれるから、私たちはついていくだけだ」と絶大な信頼をおいた。

 フレディ・フリーマン内野手も感謝する。「確かに初回に3失点して少しノックアウトされたね。ただ、ショウヘイがいると大きな安打が必要な時や大事な場面が訪れた時にいつも助けてくれるんだ。大きな一打だったね」。プレーオフ初出場にも関わらず、チームメートにとって大谷は頼みの綱になっていた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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