ダルビッシュ、7回1失点でPO通算5勝目 大谷翔平を3の0&1K…地区Sは1勝1敗に

ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

2年ぶりPO勝利の権利持ち降板…大谷は空振り三振、一ゴロ、投ゴロ

【MLB】パドレス 10ー2 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手は6日(日本時間7日)、敵地・ドジャース戦に先発登板し、7回1失点の好投で勝利を挙げた。負けたらドジャースに王手をかけられる一戦。大谷翔平投手を3打数無安打1奪三振に抑え込み、ポストシーズン通算5勝目を挙げた。

 初回のマウンド。大谷を抑え、ベッツに特大飛球を打たれたが、左翼のプロファーが本塁打キャッチ。続くフリーマンを空振り三振でMVPトリオを3者凡退に抑えた。3-0の2回には2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、ラックスの犠飛で1点を返されたが、続くエドマンを一直併殺。最少失点で凌いだ。

 3回、4回は味方の好守もあり共に3者凡退に抑えた。7回にはドジャースファンがエキサイトし試合が9分間中断するアクシデントが起こり、先頭のT・ヘルナンデスに四球を与えたが、後続を断った。最速は96.2マイル(約154.8キロ)。7回3安打1失点3奪三振で防御率1.29となった。

「1番・指名打者」で出場した大谷とは3度対戦。初回の第1打席は追い込んでから外角スライダーで空振り三振に仕留めた。3回1死の第2打席は再びスライダーで一ゴロ。6回先頭の第3打席も投ゴロに抑え込み、流れを渡さなかった。

 ダルビッシュのポストシーズンでの勝利は2022年10月12日(同13日)の地区シリーズ・ドジャース戦以来2年ぶり。この日は3本のソロを被弾したが、5回3失点7奪三振の粘投で勝利投手になった。通算12試合に登板し、5勝6敗、防御率3.88となった。

 初戦を落として迎えた第2戦。チームはタティスJr.が2本のソロを放つなど、ドジャース投手陣から計6本のアーチをかけた。10得点で大勝し、8日(同9日)から本拠地・サンディエゴで戦う。

(Full-Count編集部)

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