米紙が次の日本人メジャーリーガーとして前田健太を特集

MLBは“新たなマー君”に備えている

 米ニューヨークポスト紙は新ポスティング制度でヤンキースに移籍した田中将大投手に続く、メジャー移籍の有力日本人選手として広島の前田健太投手を特集した。「MLBのチームは新たな田中に備えている」という見出しで紹介された。

 前田が今年のシーズンオフにメジャー挑戦するかどうかについては諸説あるとしながらも、メジャーの各球団は前田を徹底的に調査しているという。田中が渡米後、日本球界では前田と巨人の菅野智之投手の2人が最高の先発ピッチャーと分析している。

 前田は、メジャー上陸前は先発だったレッドソックスの抑えの切り札、上原浩治投手に似たタイプだと分析。球種のレパートリーに自信を持ち、ストライクを取れる究極のピッチャーとも指摘している。前田の昨季成績は15勝7敗で防御率は2.10。過去6年間の成績は71勝50敗の防御率2.41であることも紹介した。

 メジャー史上5位の大型契約でヤンキースに入団した田中は公式戦で一球も投げていないうちから全米で大きな注目を集めている。田中の活躍次第ではマエケンに対するメジャーからの注目もさらに高まることになるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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