リンドーアが「本物のMVP」 大谷翔平“沈黙”で鼻息荒いNYファン「オオタニは打つだけ」

ドジャース・大谷翔平(左)とメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】

リンドーア先制弾…ド軍33回連続無失点を止める

【MLB】メッツ 7ー3 ドジャース(日本時間15日・ロサンゼルス)

 メッツのフランシスコ・リンドーア内野手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦で先頭打者アーチを放った。4打数1安打2得点の活躍で勝利に貢献。「リンドーアが本物のMVPだ」「リンドーアはHR オオタニは三振 どっちがMVPか分かるだろ?」とNYファンの鼻息が荒い。

 リンドーアは「1番・遊撃」で先発出場。前日の第1戦はノーヒットに終わったものの、第2戦は初回から魅せた。ドジャース先発のライアン・ブレイシアの8球目を捉え、右翼席へ先制弾。ドジャースタジアムはいきなり静まり返った。この一発で、リーグ新記録のポストシーズン33イニング連続無失点中だったドジャース投手陣の記録をストップさせた。

 2回には好機で打席が回り、申告敬遠で出塁。マーク・ビエントス内野手の満塁弾の呼び水となった。守備でも安打性の打球を阻止する好守を見せ、4打数1安打ながらも存在感を発揮。敵地で貴重な勝利を手にした。

 リンドーアは今季152試合に出場し、打率.273、33本塁打、91打点、OPS.844、29盗塁をマーク。MVP投票で重視される勝利貢献度WARでは、8月末の時点でドジャース・大谷翔平投手を抑えてリーグ1位に立っていた。その後は故障や、大谷の爆発もあってWARで差をつけられているものの、ポストシーズン進出がかかった試合で一発、地区シリーズでも満塁弾を放つなど、好機で存在感を発揮している。

 メッツファンを中心にリンドーアMVP推しは根強く残り、第2戦で大谷が3打数無安打2三振に終わったことから、“比較論”が再燃した模様。「オオタニは3の0だろ? リンドーアはチームを牽引した」「オオタニがMVPだって? 笑っちゃうよ、リンドーアが本物のMVPだ」「リンドーアは打席で素晴らしいのはもちろん、守備もいい。オオタニは打つだけ。他に何もできない」「リンドーアはHR オオタニは三振 どっちがMVPか分かるだろ?」といった声が上がった。

(Full-Count編集部)

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