大谷翔平、第1打席で中前打→同点生還 初回に1失点も…好調エドマンが逆転打
リーグ優勝決定S第6戦に「1番・指名打者」で先発出場
【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・指名打者」で先発出場。1点ビハインドの初回の第1打席で中前打で出塁。その後、同点となる生還を果たした。打線もつながりをみせ、ドジャースは逆転に成功した。
大谷が1点にはビハインドの初回の第1打席で、左腕マネイアからいきなり二遊間を破る中前打で出塁した。6日ぶりに戻った本拠地での第6戦、ファンは大谷の塁上からのプレッシャーに期待を寄せた。
1死後にテオスカー・ヘルナンデスの中堅フェンス直撃の単打で一気に三塁まで進んだ。その後、エドマンの左翼線への二塁打で同点の生還。一塁走者のテオスカー・ヘルナンデスも逆転のホームを踏んだ。
今季はレギュラーシーズン159試合に出場し、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。打率.310で惜しくも首位打者獲得はならなかったが、54本塁打と130打点で2冠を手にした。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」にも到達。日本人として初めて「トリプルスリー」も達成するなど、充実のシーズンを過ごした。
昨年12月に10年総額7億ドル(約1043億円)でドジャースに移籍。加入1年目は圧倒的な成績でチームを牽引し、ドジャースは98勝64敗、メジャー最高の勝率.605でレギュラーシーズンを終えた。メジャー7年目で初めて地区優勝を経験し、初のポストシーズンに出場中。チームでは2020年以来のワールドシリーズ進出を目指す。