大谷翔平、また生み出した“新記録” 怪力スタントン超えの衝撃…豪快3ランの真価

メッツ戦で3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
メッツ戦で3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

8回に豪快3ラン…打球速度115.9マイル、飛距離397フィート

【MLB】ドジャース 8ー0 メッツ(日本時間17日・ニューヨーク)

 衝撃の3ランでまた記録を生み出した。ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で、4-0の8回にプレーオフ2本目となる3ランを放った。MLB公式記者によると、一振りで“2つ”の記録を打ち立てたという。

 大ブーイングが浴びせられる中、第1打席から第4打席まではヒットなし。しかし8回1死一、二塁、この日初めて走者ありの場面で打席を迎えると、カウント0-1から右腕メギルが投じた内角のカットボールを強振。右翼ポール際に打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)、角度37度の一発を叩き込んだ。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、大谷の打球速度に注目。「ショウヘイ・オオタニはこのポストシーズンで115マイル(約185.1キロ)以上の打球を2本放っている。スタットキャストが導入された2015年以降、単一ポストシーズンでは最多タイ」と綴った。2019年のアビサイル・ガルシア外野手(当時レイズ)、2020年のジャンカルロ・スタントン外野手(ヤンキース)、2023年のケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)に並んだという。

 ラングス記者は続けて「ショウヘイ・オオタニは2021年以降、115マイル以上の本塁打を23本放っている。プレーオフを含めたその期間で、最多で並んでいたジャンカルロ・スタントンを抜いた」と紹介した。本塁打数でも同期間で“メジャー最多”となり、改めてそのバッティングの特異ぶりが明らかになっている。

(Full-Count編集部)

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