山本由伸、WS初登板へ決意「離脱していた分貢献したい」 日本人3人目…前日会見に臨む

会見に臨んだドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
会見に臨んだドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

第2戦で初登板…意気込み語る

 ドジャースの山本由伸投手は26日(日本時間27日)、ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に先発する。25日(同26日)の第1戦前に取材に応じ、「初めてのワールドシリーズなので楽しみな気持ちでもありますし、ベストを出し切ってチームに貢献できたらと思います」と意気込みを語った。

 日本人投手がワールドシリーズで先発するのは2007年のレッドソックス・松坂大輔、2017年のドジャース・ダルビッシュ有(現パドレス)以来3人目の快挙となる。ここまでプレーオフでは3試合に登板。1勝0敗、防御率5.11の成績だった。

 レギュラーシーズンでは6月7日(同8日)の敵地・ヤンキース戦では7回2安打無失点、7奪三振と好投。勝ち星はつかなかったが、メジャー自己最多106球を投げた。「ワールドシリーズは特別な試合なのでそう簡単には行かない」と気を引き締めた。

 山本は1年目の今季、レギュラーシーズンでは18試合に登板して7勝2敗、防御率3.00だった。6月から9月まで約3か月の戦線離脱。「特に10月は大事になる時期なので。よりベストを出して。離脱していた分貢献したいなという気持ちは強いです」と今季を振り返り意気込みを語った。

 オリックス時代の2023年には阪神との日本シリーズで登板。「全く別として考えているが、それが自然と生きていることもありますし、まだ1年経っていることもありますし。次の試合に向け全力で調整していくことは毎試合変わらない」と話した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY